名称原産国 / 地域主な製法代表的なブドウ品種特徴・味わいの傾向
シャンパン
(Champagne)
フランス
(シャンパーニュ地方)
瓶内二次発酵
(トラディショナル製法)
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ厳格な規定で造られる最高峰。きめ細かく持続する泡立ちと、長期熟成によるトーストやブリオッシュのような香ばしさが特徴。
カヴァ
(Cava)
スペイン
(カタルーニャ州中心)
瓶内二次発酵
(トラディショナル製法)
マカベオ、チャレッロ、パレリャーダシャンパンと同じ製法ながら比較的リーズナブル。すっきりとした酸味と、土着品種由来の爽快でドライなキレ。
スプマンテ
(Spumante)
イタリア
(全域)
シャルマ製法
(タンク発酵が主流)※
グレーラ、モスカート、トレッビアーノ などイタリア産スパークリング全般の総称。「プロセッコ」や「アスティ」が有名で、フルーティーでフレッシュな親しみやすい味わい。
フランチャコルタ
(Franciacorta)
イタリア
(ロンバルディア州)
瓶内二次発酵
(メトド・クラシコ)
シャルドネ、ピノ・ネロ、ピノ・ビアンコ「イタリアの奇跡」と称される高品質ワイン。シャンパンより規定が厳格な面もあり、芳醇でエレガントなコクが魅力。
クレマン
(Crémant)
フランス
(アルザス、ブルゴーニュ等)
瓶内二次発酵
(トラディショナル製法)
ピノ・ブラン、シャルドネ など(地域毎)シャンパーニュ地方「以外」のフランス各産地で同製法を用いて造られるワイン。産地ごとのテロワールが反映される。
ゼクト
(Sekt)
ドイツ / オーストリアシャルマ製法 または 瓶内二次発酵リースリング、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン爽やかな酸味とすっきりした果実味。上級規格「Winzersekt(ヴィンツァーゼクト)」は瓶内二次発酵で造られ繊細。

製法の主な違い

  • 瓶内二次発酵(トラディショナル製法):1本ずつボトル内で発酵・熟成。泡が非常に細かく溶け込み、酵母の香ばしいコクが生まれます。(シャンパン、カヴァ、フランチャコルタ、クレマンなど)
  • シャルマ製法(密閉タンク発酵):大きなタンクで一括発酵。空気に触れにくいためブドウ本来のアロマやフレッシュな果実味が活きます。(プロセッコなどの一般的なスプマンテ、多くのゼクト)